ヨコハマ•フットボール映画祭2021
10/9-10/15
コロナの前まで、毎年おはじきサッカーも出展していました。
今年も、話題作満載です。
https://yfff.org/yfff2021/
コロナの前に、おはじきサッカーも出展させていただいていた横浜フットボール映画祭で、ドーハの悲劇を題材にした植田朝日監督の ドーハ+1993 の上映があり、その中で、ドーハの選手達にインタビューをするシーンがありました。
インタビュー項目に、植田監督は、頭の中にあるイラクの同点ゴールの画は、自分の見た画か、繰り返しテレビで流れる画かを聞いていました。面白い質問をするなと思っていたのですが、当事者の解答も、自分のみたゴールに吸い込まれるボールの軌跡は忘れられないと答える人もいれば、テレビの映像に置き換わっている人もいました。
もともと記憶は、脳の中でmodifyされ、何が本当かは、意味がないと思いますが、ドーハのピッチにいた強烈な記憶ですら変性してしまうのが、面白いですね。
私の記憶の中で変性してないだろうというのは、月面にはじめて人類が降り立ったときの画でしょうか。
NHKでも同時中継で放映され、アポロの乗組員とのNASAのやりとりが同時通訳で訳された音声と、白黒テレビの画面は、白黒に頭の中で着色してもなお白黒のままの月面のコントラストの強い画を今でもしっかりと覚えています。
当時はカラーテレビが普及する前で、今ではリマスターされて鮮やかなウルトラマンも、白黒で日曜日の夜7時半からTBSで放送されていました。白黒であっても、ウルトラマンの銀と赤は頭の中で彩色され、ガラモンも、ピグモンも赤かったわけです。白黒の楽しみはそういった自由度にあるとおもいます。
月面は、頭のなかでは、みどりがかった黄色に彩色されていた気がしますが白黒の画面は、まさに月面を映し出すには最高のスペックでした。
調べればわかるのですが生中継があったのは、冬の、日曜日の朝のイメージがあります。
小学生の低学年でしたが、月面が近づいてくる画は、家庭用ビデオもない時代なので、そのあとにみることも、放映されることもなく、幸せなことに穢されることなく記憶にあります。
なんでこんなことを思い出したかというと、iPhoneが13という番号を抜き番にせず発売してきたことに関係あるのかもしれません。
不吉な番号とされる13は、アメリカのクルマのナンバープレートにないですし、ホテルの部屋番号にもないわけです。アポロ計画でついに11号で月面に行き着いたあとの、アポロ13で起きたトラブルはトムハンクスの映画にもなっています。
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